取引先の企業など、関係のある企業から「新社長就任のお知らせ」などの就任の通知が届いたら、就任祝いの贈呈品を贈ったり、お祝いの電報を贈ったりします。
新しい社長の就任を祝って豪華なフラワースタンドでお祝いをするならば、胡蝶蘭がおすすめです。おすすめする理由や、就任祝いに胡蝶蘭を贈る際のマナーをまとめました。
就任祝いに胡蝶蘭をおすすめする理由
就任祝いに胡蝶蘭がおすすめなのは、美しく品のある花がお祝いの席にピッタリであることと、その花言葉の縁起の良さによります。
胡蝶蘭は、蝶が舞うような美しい花びらと、品のある質感や色味が高級感を醸し出し、特別な席に華を添えてくれる魅力をもっています。
胡蝶蘭の花言葉は「幸せを運んでくる」というもので、とても縁起が良い言葉です。
また、鉢に寄せ植えされていることから「根付く」という意味もあり、会社が地域社会に根付いて多くの人に幸せを運びますように、新社長が長く会社に根を張って活躍されますように、といった想いを込めて贈ることができます。
このように、非常に縁起の良い胡蝶蘭は、就任祝いなどのハレの日にピッタリなお花なのです。
就任祝いに胡蝶蘭を贈る際のマナー
就任祝いに胡蝶蘭を贈る際にはどのようなことに気を付けるべきなのでしょうか。
マナーを守って快く胡蝶蘭を受け取ってもらえるように、各項目をおさえておきましょう。
[タイミングと届ける場所]
就任祝いを贈る際には、まず就任式がおこなわれるかどうかを確認しましょう。
・就任式がおこなわれる場合
胡蝶蘭は就任式当日の午前中、もしくは前日のうちに式典開催場所に届けます。
社内で執り行われるケースと、ホテルの一室を貸し切って執り行われるケースがあるので、いつどこで式典がおこなわれるのが必ず確認してください。
また、「お花などの贈呈品を送られる場合は…」という案内をされることもあります。この場合は案内に従って胡蝶蘭を手配しましょう。
「就任式にお花を贈りたいのですが…」と自分から確認するというのもひとつの手です。
・就任式がおこなわれない場合
就任式がおこなわれない場合は、届け先は会社になります。
気を付けなければならないのは、贈る(届く)タイミングは「就任日当日一択」ということです。
余裕をもって前日(あるいは数日前)に…と就任日前に届くよう手配してしまうと、まだ前任の方がいる状態で胡蝶蘭を贈ることになってしまい失礼にあたります。
就任日を何度もチェックして、当日にピンポイントで届くように手配しましょう。
ちなみに、翌日以降の到着は、あまり印象が良くないため、手配が間に合わない場合も遅くとも翌日には届くように手配し、それを過ぎる場合はお花ではなく別のものにしましょう。
[値段相場]
就任祝いの胡蝶蘭の値段相場は、2~3万円程度です。
贈り先の企業との関係性や、贈り先および贈り主となる自分の企業の規模などによっても金額は変わってきますが、一般的な贈呈用の3本立ち・5本立ちの胡蝶蘭の値段相場が2,3万円ですので、この程度のものを手配するのが良いでしょう。
あまり安すぎると貧相な印象になってしまい、逆に高いもので豪華絢爛なものを贈ってしまうと悪目立ちしてしまうので、オーソドックスなものが最適です。
高くても5万円程度に留めておきましょう。
[ボリューム]
就任祝いに適しているボリュームは、3本立ちもしくは5本立ちです。
3本立ち、5本立ちとは、それぞれ寄せ植えの胡蝶蘭の株数で、花の数は3本立ちで30~40輪、5本立ちで60~70輪です。
値段相場の部分でも触れましたが、10本立ち、30本立ちなど、豪勢な胡蝶蘭を贈ってしまうと悪目立ちするのでおすすめしません。
間をとって4本立ち…というのは、なかなか見つけることができないと思われますが、これは4という数字が日本人が嫌う縁起の悪い「忌み数字」だからです。
そもそも4本立ちを扱っている花屋自体が少ないですが、「4本立ちは無いんですか?」などと恥ずかしいことを聞かないように注意しましょう。
[色]
就任祝いで贈る胡蝶蘭の色は、オーソドックスな白がおすすめです。
特に何色でなければならないという決まりは無いのですが、格式高いお祝い事なので、よほど親しい間柄の企業や新社長出ない限りは、珍しい色や形のものは避けて、定番のものを贈った方が良いです。
白い胡蝶蘭の中には金箔をあしらった豪華なものがありますので、何か少しお洒落なものを贈りたいという方は、さりげなく金をあしらった金箔蘭を贈ってみてはいかがでしょうか。
[立て札]
就任祝いで胡蝶蘭を贈る際には、必ず立て札を立てます。
立て札には木札と紙札がありますが、就任祝いの際には木札が相応しいです。
通常は縦書きのものを使いますが、企業名や人名にカナカナが含まれる場合は横書きのものでもOKです。
「祝御就任」や「御就任祝」といった「表書き」を赤で入れて、贈り主の企業名、あるいは企業名と役職+氏名を黒で入れます。
贈り先名は必ず入れなければならないものではないのですが、就任式の場合は入れるようにしましょう。なぜなら新社長が主役になるお祝いだからです。
この際に気を付けることは、新社長の名前を絶対に間違えないことです。
新社長就任のお知らせが届いたら、そのお知らせと何度も何度も見比べて、誤字が無いことを確認してください。
自分で立て札に文言を入れる場合はもちろん、業者に立て札を作ってもらう場合も、誤りのないように細心の注意を払いましょう。
就任祝いの胡蝶蘭を手配するならば、指定場所への配送から立て札の作成まで全て任せられるオンラインショップが便利です。
近所の花屋さんでも手配はできますが、取り扱っている胡蝶蘭が少なかったり、立て札サービスが無く自筆で書かなければならなかったり、届けるのも自力でなければならなかったり…と何かと面倒なことが多い可能性があります。
その点、インターネットで手配できれば、わざわざ店頭まで行く必要もなく、オフィスで全ての手配を完結させることができます。
九州から全国へ上質な胡蝶蘭を配送しているギフトフラワーは、立て札の代筆は勿論、メッセージカードやラッピングのサービスもおこなっておりますし、立て札つきの胡蝶蘭の写真を送ってくれるサービスも実施しています。
直接先方へ届くように手配すると、胡蝶蘭や立て札の確認ができないまま、先方に贈られてしまいます。ちゃんと手配できているのだろうか…立て札にミスは無いだろうか…という不安を解消してくれるのが確認写真送付のサービスです。
このように、至れり尽くせりで安心して任せられる上に、北海道と沖縄を除くすべてのエリアで送料が無料、各サービスも無料、という非常にありがたい料金設定となっています。