拘りぬかれた極上の逸品!三坂園芸の美しすぎる胡蝶蘭
日本には数多くの胡蝶蘭、西洋蘭農家があります。
胡蝶蘭は贈呈用のお花として人気が高いため、どこの花屋でも扱っているメジャーなお花です。そのため、多くの蘭園芸があり、胡蝶蘭を育てる職人さんたちもかなりの数に上ります。
そんな数ある胡蝶蘭の園芸の中で、今回ご紹介するのは福岡県の三坂園芸です。
並々ならぬ拘りを持ち、とにかく品質の高い胡蝶蘭を作ることに情熱を注いでいる三坂園芸の魅力と秘密に迫ります。
10種類4万株以上を徹底管理されたハウスで栽培
三坂園芸では10種類の胡蝶蘭を、なんと4万~5万株以上栽培しています。
主に栽培している品種はwhite dream、白雪姫、武蔵野、雪舞で、正統派の胡蝶蘭を、とにかく美しく完璧に栽培することにこだわっています。
温度や水などの管理を徹底したハウスで、悪い虫などがつかないように清潔さを保ち、こまめに品質チェックをおこない丹精込めて育てあげています。
胡蝶蘭は亜熱帯地域で育つ南国の花なので、ハウスの中は相当な高温となります。
蒸し暑いハウス内で作業するのはとても大変なことですが、そんな苦労はものともせず、美しい胡蝶蘭を作り出すために日々胡蝶蘭と向き合っている園芸なのです。
農林水産大臣賞金賞をはじめとする数々の賞を受賞
三坂園芸の胡蝶蘭は、農林水産大臣賞金賞をはじめとする数々の賞を受賞しています。
品質の高い胡蝶蘭であり、ハイブランドだということです。
受賞蘭は、フォーマルなお祝いの席にピッタリな品位と華やかさを湛えていますので、ここぞ!
という時に三坂園芸の胡蝶蘭を贈れば、間違いなく印象に残るような存在感を発揮してくれます。
三坂園芸の胡蝶蘭の魅力
三坂園芸の胡蝶蘭の魅力について、ひとつひとつ細かく解説していきます。
[1.ひとつひとつの花が大ぶりで立派]
三坂園芸の胡蝶蘭は、花が非常に大ぶりで存在感があります。
胡蝶蘭は株ごとに鉢に植えて贈呈されます。
その際に、花が小ぶりだと隙間ができてしまい、どことなく寂し気で貧相な印象となってしまいます。
その点、三坂園芸の胡蝶蘭は大ぶりなので、花がギッシリ並んでいるように魅せることができるのです。
[2.花や葉の向きが揃っている]
花の向きが揃っていることは、美しい胡蝶蘭の条件のひとつですが、三坂園芸の胡蝶蘭は花の向きは当然のこととして、なんと葉の向きまで揃えるようにコントロールして栽培しています。
花だけにフォーカスせず、葉も大切な胡蝶蘭の一部として、決してなおざりにせず大切に手をかけて育てているのです。
驚くほど向きの揃った胡蝶蘭は、鉢に植えられた状態でも壮観ですが、ハウスの中で見ると本当に度肝を抜かれます。
[3.花びらが肉厚で生命力が漲っている]
徹底した栄養管理により、ふくよかに育った胡蝶蘭の花びらは肉厚で存在感と生命力を感じさせます。
大ぶりな花ですので、並んだ時にとても美しく映えますが、加えて花びらも非常に立派な質感であるために、一層の高級感と品格の高さを演出してくれます。
[4.植える鉢にも拘り信楽焼の上質な鉢を採用]
三坂園芸のすごいところは、胡蝶蘭そのものへの拘りのみならず、拘りぬいて育て上げた胡蝶蘭を最高の状態で「魅せる」ということにも拘っているという点です。
それが、鉢なのです。
通常の胡蝶蘭農園、園芸では、量産品の鉢に株植えをして出荷します。
鉢にまでお金はかけていられませんし、主役は胡蝶蘭ですから、そもそも鉢に拘ろうという発想すら出てこないのが普通なのではないでしょうか。
ところが、三坂園芸は違います。
「ファッションは足元から」という言葉があるように、胡蝶蘭もまた、足元から美しくなければならないという考えのもと、胡蝶蘭を植える鉢は最高品質の信楽焼を採用しています。
しかも、胡蝶蘭の美しさを極限まで引き出すために、鉢の信楽焼は完全オーダーメイドです。
[5.まさに「芸術作品」と言っても過言ではない完璧な胡蝶蘭]
花そのもののみならず、葉、そして鉢にまで拘りを重ねた結果、まさに「芸術作品」と呼ぶに相応しい完璧な胡蝶蘭を生み出すことに、三坂園芸は成功しました。
ひとつ飾っておくだけで、その場が全く別の空気を纏い、ガラリと高級かつ華やかな空間に変えてしまうだけの魅力を秘めています。
だからこそ、数々の賞を受賞し、最高の贈り物として多くの人に愛され続けているのです。
職人が納得できなければ即廃棄する徹底ぶり
三坂園芸では、熟練の職人が胡蝶蘭を育てていますが、その職人の目は常に厳しく胡蝶蘭を見定めています。
出荷できないと判断した胡蝶蘭は即座に廃棄され、職人が心から納得した出来栄えのものだけが市場へ送り出されます。
「まあ、これくらいなら良いか」
という妥協の一切は認められず、本当に完璧に美しい胡蝶蘭のみが選ばれ、そして贈り物として誰かの大切な人のもとへと届けられるのです。
予備の胡蝶蘭にまで拘る徹底ぶり
三坂園芸では、特殊な注文があった際には必ず予備のお花を作っておくそうです。
一般的には3本立ち、5本立ちあたりがよく出る胡蝶蘭ですが、中には10本立ち、30本立ちといった大きなものを希望されることもあります。
3本立ちや5本立ちならば、万一何かあった時にすぐに取り換えができますが、10本立ちや30本立ちなど、あまり出ないものだとすぐに用意するのは難しいです。
そのため、三坂園芸では、その「万一の時」に備えて、予備の胡蝶蘭を作っておくというのです。
ここまでの熱意は、もはや常軌を逸していると言ってしまっても過言ではないかもしれません。