胡蝶蘭

ビタミンカラーの胡蝶蘭「オレンジエレガンス」って何?

オレンジ

胡蝶蘭といえば、白やピンク色、あるいは紫がかったような色合のものが一般的です。

上品で高貴なイメージ、もしくはゴージャスでリッチなイメージが強く、贈呈品として好まれています。

そんな胡蝶蘭ですが、実は様々なカラーバリエーションをつけた「エレガンスシリーズ」というものがあるのをご存じですか?

そのひとつが「オレンジエレガンス」というオレンジ色の胡蝶蘭です。

 
 
 
 
 
この投稿をInstagramで見る
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

marushin(@marushiniwakuni)がシェアした投稿

オレンジ色の胡蝶蘭なんて見たことも聞いたこともない!という方は、是非この先も読んでみて、気になったらご自身用、あるいは贈呈用に手配してみてはいかがでしょうか。

独自の特殊方法で胡蝶蘭を傷めずに染色する「エレガンスシリーズ

エレガンスシリーズは、愛知県豊橋市にある松浦園芸というところで開発された染色方法で白い胡蝶蘭を美しく様々な色に染め上げたカラーシリーズです。

日本ではここだけで実施されている染色方法で、研究を重ねて胡蝶蘭を傷めることなく内側から美しい色に染め上げることに成功しました。

花にダメージを与えないため、花持ちはそのままに、色だけをプラスしています。

現在、エレガンスシリーズには【ブルー・パープル・マリン・グリーン・イエロー・オレンジ・ピンク】の7色のラインナップがあり、それぞれ非常に鮮やかで美しい色に染まっています。

オレンジ色の胡蝶蘭は元気と幸せを運ぶ!?

エレガンスシリーズの胡蝶蘭は、色別に独自の花言葉をつけているわけではないのですが、松浦園芸の公式サイトには

「~元気~賑やかさを感じさせ陽気な気分にしてくれます。エネルギーと開放感を与えてくれる暖かな色「オレンジ エレガンス」。親しみが生まれ緊張を和らげてくれます」という紹介メッセージが添えられています。

(松浦園芸公式サイトより引用)

オレンジはビタミンカラーで「元気」や「陽気」そして「朗らかさ」などを彷彿とさせる色です。

そして、胡蝶蘭には「幸せを運んでくる」という意味の花言葉があります。

蝶が花から花へと飛び回り蜜を運ぶ様子が幸せを運ぶように見えるからでしょうか。とても素敵な花言葉です。

オレンジの胡蝶蘭であれば、この2つを組み合わせ、「元気と幸せを運ぶ」といったメッセージを込めることができそうです。

オレンジ色は日常の中で出会える非日常を彷彿とする特別な色

オレンジという色について、カラーセラピーの色分析によると、日常の中の「非日常」の色とされています。

オレンジ色は炎の色であり、炎は祭事に欠かせないものです。

祭事は「非日常」であり、人々が興奮し高揚する特別な日です。

また、アジア各国の小乗仏教の出家僧はオレンジ色の衣をまとっていますが、これには「長い修行の果てに肉体を手放した時にオレンジ色の炎が魂を燃やす」という意味が込められているそうです。

つまり、肉体=俗世からの解放という、これまた「非日常」的な意味合いをもっている色なのです。

そもそも、炎というものは人間だけが使うものであり、自然界では恐れられるものです。

この炎を使い、生活する私たちにとって、炎はまさに日常(自然状態)の中にある非日常(特別感)の象徴と言えます。

また、オレンジ色は自然界で言えば朝焼けや夕焼けの瞬間に出会うことのできる色です。

長い1日の中のほんの数十分だけ見られる美しい世界の色もまた、日常の中にしばし訪れる「非日常」と言えるでしょう。

決して不自然なものではなく、極めて自然なものでありながら、とても特別なものである色、それがオレンジ色なのです。

オレンジ色の胡蝶蘭を贈るのはどんな時?どんな相手?

オレンジ色の胡蝶蘭は非常に珍しく個性的です。

「ここぞ!」という時に贈りたいフラワーギフトですが、場面や相手をしっかりと選んで贈るようにしましょう。

松浦農園の染色方法は花を傷めずにおこなうものですが、人工染色に対してあまり良い印象をもっていない方もいますので、格式高いイベントや年配の方が多く参加する祝賀会などに贈るのは少しリスキーです。

どちらかというと、もう少しカジュアルで、遊び心が通用するようなシーンに贈るのがおすすめです。

オレンジエレガンスを贈るおすすめのシーンや相手の例をまとめてみました。

法人宛

・会社のイメージカラーがオレンジ色

・会社のロゴ、制服、キャラクター、製品のメインカラーがオレンジ色

・社長の好きな色がオレンジ色

・常に新しいことを取り入れていくような新進気鋭のベンチャー企業のイベント

個人宛

・オレンジ色が好きな人へ

・快気祝い

・元気になってほしい人へ

・イメージカラーがオレンジ色の人へ

・明るくて元気で朗らかな人へ

・個性的なもの、珍しいものが好きな人へ

オレンジエレガンスを贈る際にはメッセージカードも添えるのがおすすめ

胡蝶蘭を贈呈する際には、贈り主が分かるように立て札をつけるのが常識ですが、それとは別にメッセージカードを添えることもできます。

メッセージカードは絶対必要というわけでも、できればつけた方が良いというわけでもなく、完全に自由で「つけたければつける」というものですが、オレンジエレガンスなど、個性の強い変わり種の胡蝶蘭を贈る場合は添えることをおすすめします。

なぜオレンジ色の胡蝶蘭をチョイスしたのか、きっと理由があるはずです。

ただ「珍しい色」というだけならば、他のエレガンスシリーズでも良いわけで、オレンジ色を選んだ理由を簡単にメッセージとして添えることによって「ああ、私(たち)のことを想って選んでくれたんだな」と印象付けることができます。

例としては、懇意にしている若社長宛に「このたびは〇〇、誠におめでとうございます。社長の朗らかでパワフルな笑顔を彷彿とするようなオレンジ色の胡蝶蘭をお贈りいたします」といったメッセージを添えるイメージです。

このようなメッセージで、オレンジエレガンスに注目してもらうこともできますし、記憶に残り、その後の取引も円滑に進むようになるかもしれません。

オレンジエレガンスはとても希少なものですので、普通の花屋にはまず置いていません。

近所の花屋では白かピンクのごくごくオーソドックスな胡蝶蘭が置いてあるかどうか、というところでしょう。

通販サイトでも取り扱っているショップは少ないです。

「オレンジ色 胡蝶蘭」や「オレンジエレガンス」で検索すれば扱っているショップを見つけられますが、中にはスプレーを吹き付けただけのオレンジ色の胡蝶蘭もあります。

自然な方法で染色しているオレンジエレガンスと、スプレーを吹き付けてオレンジ色に染めた胡蝶蘭は、その色合いが全く異なりますし、花を傷めてしまい花持ちが悪くなっているものも紛れています。

本物のオレンジエレガンスを確実に手配するならば、九州から全国各地へスピード配送をおこなっている胡蝶蘭専門店「ギフトフラワー」が断然おすすめです。

エレガンスシリーズはもちろん、他の胡蝶蘭のラインナップも豊富で、用途や予算に合わせて選ぶことができます。

北海道と沖縄以外は全て送料無料なのも嬉しいポイントです。

オレンジエレガンスをはじめとする胡蝶蘭ギフトのご手配は、是非ギフトフラワーのサイトを見てみてください。

オレンジエレガンスのページ