青空や海を思わせる美しい水色が目を引く胡蝶蘭「マリンエレガンス」の魅力と秘密
世にも珍しい青色の胡蝶蘭を見たことがありますか?
胡蝶蘭というと、白やピンク、紫といった色が一般的です。非常に高級感があり、フォルムの美しさや品の高さから、格式高いお祝いのシーンに贈呈用のお花として人気です。
青いバラは聞いたことがあるけれど、青い胡蝶蘭なんて見たことも聞いたこともない……という方も少なくないことでしょう。
実は、青い胡蝶蘭はあります。
遺伝子レベルで青い色になるように作られた胡蝶蘭と、人工染色によって色をつけた胡蝶蘭があるのですが、前者は研究用のもので一般販売はされていません。後者の人工染色による青い胡蝶蘭は市場に出ています。
青い胡蝶蘭にはブルーエレガンスとマリンエレガンスという2種類があり、愛知の松浦園芸で栽培されています。
本記事では鮮やかで爽やかな青色が印象的な「マリンエレガンス」について紹介していきます。
マリンエレガンスとブルーエレガンス
愛知にある松浦園芸は、胡蝶蘭を傷めずに様々な色で染め上げる技術を確立し、全国に胡蝶蘭を出荷しています。
その名も「エレガンスシリーズ」といい、珍しい青い胡蝶蘭だけでなく、オレンジ、紫、ピンク、グリーンなど、個性豊かで色とりどりな胡蝶蘭が目を楽しませてくれます。
その中でも、今回は「マリンエレガンス」に着目するのですが、同じ青系統の胡蝶蘭に「ブルーエレガンス」というものがあります。
この2つの違いは、端的に言えば、マリンエレガンスが水色(マリンブルー)、ブルーエレガンスが青(群青色に近いイメージ)という色合いの違いになります。
マリンブルーだと少しイメージしにくいかもしれませんが、「濃い水色」と言うと分かりやすいです。日本語の色だと「空色」にも近い色合いです。
ブルーエレガンスの方が深く落ち着いた青で、マリンエレガンスは明るく爽やかな青です。
同じ青でも異なる印象になるので、好みやシーンに合わせて選んでみてください。
マリンエレガンスに込められた想い
松浦園芸公式サイトではマリンエレガンスについてこのように紹介しています。
爽やか
美しい海の色のような明るい青緑色の「マリンエレガンス」。
気持ちの良い夏の海を吹き渡る風のような爽やかさ。
生き生きとした開放的な気持ちで自由な発想をかきたててくれます。
開店・開業、就任・昇進、当選・受賞、還暦・敬老、退職、発表会・個展など
各種の御祝いはもちろん、お誕生日などカジュアルな場面にも。
(松浦園芸公式サイトより引用)
「青緑色」と解説されていますが、青緑というよりも、やはり「濃い水色」という表現がしっくり来る色です。深海ではなく、白い砂浜がずっと続いているようなビーチの浜辺の海の色のような、そんな明るい色合いで、青空も彷彿とさせられるような、そんな爽やかな色です。
様々なお祝いのシーンに贈ることができ、誕生祝いなど個人的なプレゼントとしても活用できそうです。
珍しい色であるだけで注目され話題に昇り印象に残りますので、ここぞ!という場面に贈りたい胡蝶蘭です。
青いバラの花言葉「奇跡」になぞらえて
青いバラというものをご存じでしょうか。
元来、バラは赤、ピンク、白、黄色などの色合いのものしか無く、青い品種は存在しませんでした。
そのため、青いバラは空想上の花であり、その花言葉は「不可能」でしたが、科学の進歩により青いバラが生み出されました。これにより花言葉が「奇跡」や「夢は叶う」というポジティブなものに変わったのです。
こんな素敵なストーリーになぞらえて、元々青い品種が無い胡蝶蘭だからこそ、青い胡蝶蘭に「奇跡」や「夢は叶う」という想いを乗せて贈ってみてはいかがでしょうか。
開業祝いや開店祝いならば、これからの繁栄や活躍を願って「不可能を可能にする」パワーを秘めている青い胡蝶蘭を贈れば、大きなエールとなることでしょう。
マリンエレガンスを贈りたいおすすめのシーン
パッと目を引く美しいマリンブルーの胡蝶蘭、マリンエレガンスは、あらゆるシーンで活用することができますが、その中でも特にマリンエレガンスをおすすめしたいシーンについてご紹介いたします。
[青色が好きな人や社長・代表などに]
まず、これは当たり前ですが、青色が好きな人にはマリンエレガンスを贈るのがピッタリです。好きな色の花を贈ってもらえると嬉しいですし、自分のことを知ってくれている、考えてくれている、と伝わりますので喜びもひとしおです。
エレガンスシリーズの青色はブルーエレガンスとマリンエレガンスの2色ありますので、どちらの色が好きか分かれば、その色を、分からなければその人のイメージに合った色を選んでみてください。
また、企業宛に贈る際にも、その会社の社長や会長、あるいはどなたかの昇進祝いや就任祝いであればその方が好きな色が青であれば、是非マリンエレガンス、もしくはブルーエレガンスをおすすめします。
[青色がコーポレートカラーやイメージカラーとなっている会社に]
企業宛に胡蝶蘭を贈る場合は、その企業のイメージカラーやコーポレートカラー、テーマカラーの花を選ぶと良い印象を残すことができます。
白やピンクならば自然の胡蝶蘭で手配できますが、それ以外の色の場合はエレガンスシリーズから選ぶのが良いです。
水色や明るい青の場合は、マリンエレガンスが最適です。
青い胡蝶蘭自体が非常に珍しいため、まず驚かせることができますし、自社のカラーを選んでくれたという喜びから印象に残すことができます。
[男性をターゲットにした事業を営む会社に]
一般的な胡蝶蘭の色である白やピンクは、どちらかというと女性的でしとやかな印象です。
男性をターゲットにした事業を展開する企業や、男性社員が多い企業などには、少々上品すぎるかもしれない……そんなお悩みを解決してくれるのがマリンエレガンスです。
男性的な色は青や緑など寒色ですし、昔から青系は男性、赤系は女性というイメージが強いため、青い色の胡蝶蘭はとても男性受けが良いです。
建築業界や運送業界など、男性が中心となり活躍する会社のお祝いや、メンズエステなど男性をターゲットにした事業展開をおこなう企業のお祝いにおすすめです。
[スポーツジムなどアクティブな事業を営む会社に]
マリンエレガンスは松浦園芸で「爽やか」とイメージづけられている通り、まさに爽やかな色合いが特徴です。
そんなマリンエレガンスは、スポーツジム、アウトドア用品専門店、マリンスポーツを営む会社など、アクティブな事業を営む会社のお祝い事にピッタリです。
明るく爽やかに、会社の繁栄と活躍を祈念して、印象的なマリンエレガンスを贈ってみてはいかがでしょうか。
様々なシーンの贈り物として重宝しそうなマリンエレガンスですが、生産しているのは松浦園芸だけです。
松浦園芸から全国に出荷されていますが、取り扱っている店舗は限られています。
おすすめの手配方法はオンラインです。
中でも、九州から全国に胡蝶蘭を配送している「ギフトフラワー」というオンラインショップがイチオシで、エレガンスシリーズも多数ラインナップがあります。
ギフトフラワーは質の良い胡蝶蘭をスピーディーに配送手配してくれるため、急に入用になった時にも心強い味方となってくれます。
エレガンスシリーズだけでなく、スタンダードな胡蝶蘭も豊富に扱っているので、胡蝶蘭を手配する際には是非利用してみてください。