毎年9月の第3月曜日は祝日「敬老の日」です。
元々は、兵庫県のとある地域で「年寄りの日」として敬老行事を始めたことがルーツと言われている祝日で、「年寄り」という言葉があまり良い響きではないことから「敬老の日」と名前を改め国民の祝日となりました。
おじいさん、おばあさんを敬愛し、長寿を祝う日として、イベントが開催されたり、孫や子どもたちからお祝いをしたりする慣わしとなっています。
そんな敬老の日に、おじいさんやおばあさんに何かプレゼントをしたい、と考える方も多いのですが、何を贈ったら良いか分からず悩んでしまうこともあります。
そんな時におすすめしたいのが胡蝶蘭なのですが、今回はその理由や値段相場、プレゼントする時のマナーなどについて解説いたします。
敬老の日のプレゼント
敬老の日のプレゼントには、特に「決まり」も無ければ「お決まり」のものもありません。
例えば、還暦といえば赤いちゃんちゃんこ、母の日といえばカーネーション、バレンタインといえばチョコレート、といった定番の贈り物が無いため、選ぶのが難しいのです。
一般的に人気のプレゼントとしては、服飾品(セーターやカーディガン、帽子、マフラー、財布、時計など)や、お酒を嗜む方であればお酒、お菓子などが挙げられます。
手紙や絵など、手作りの作品が嬉しいという意見も多く、確かに目に入れても痛くないほどメロメロな孫から手紙や絵を貰ったら、それは一生の宝物になることでしょう。
そんな中で、花もまた、喜ばれるプレゼントとして上位に挙がっています。
特に女性は花が好きという方が多く、明るく優しく楽しい気持ちになれる花の贈り物が嬉しいという声が上がりました。
胡蝶蘭をおすすめする5つの理由
敬老の日のプレゼントとして、花を贈るのはとても良い選択です。
毎年あるイベントだからこそ、プレゼントがマンネリ化したり、「これは去年あげたからなぁ」という「被り」が出てしまったりします。
花ならば、ずっと残るものではありませんし、飲食物のように好みによって喜ばれたり喜ばれなかったりという心配もありません。
その花の中でも、特に胡蝶蘭は敬老の日のプレゼントとして最適です。
その理由を5つにまとめてみました。
[1.高級感があり昔から上質な贈り物のイメージがある]
胡蝶蘭は、おじいさん、おばあさん世代から「高級な花」や「お祝いごとに贈る特別な花」として親しまれています。
そのため、敬老の日にプレゼントすれば、特別なプレゼントとして受け取ってもらえて喜んでもらえる可能性が高いです。
実際、胡蝶蘭は他のお花よりも少し値が張り、高級感あふれるお花です。
気軽に買えない分、プレゼントとして奮発して贈ってみてはいかがでしょうか。
[2.花言葉がおめでたい]
胡蝶蘭の花言葉は「幸福が飛んでくる」というおめでたいものです。
「蝶」という言葉が花の名前にもなっている通り、胡蝶蘭は、蝶のような形をしているため、蝶が花から花へと舞い飛ぶ様子から「幸福が飛んでくる」という花言葉がつけられたと言われています。
ちなみに、白の胡蝶蘭は「純粋」や「清純」、ピンクの胡蝶蘭は「あなたを愛しています」という、それぞれの色別の花言葉もあります。
どんな色でも「幸福が飛んでくる」という花言葉は共通していますので、おじいさん、おばあさんに幸せが訪れるよう、願いを込めて贈るのも粋ですね。
[3.手入れが楽で長く楽しめる]
胡蝶蘭は手入れが楽なお花です。
数日に一度水やりをおこなうだけで、日当たり、風通しの良い場所に置いておけば1~3ヵ月ほど持ちます。
寿命が短いお花だと数日で萎れてしまったり枯れてしまったりして、なんだか少し寂しいような気がしますが、胡蝶蘭はかなり長く楽しめるのが良いところです。
[4.鉢のまま飾ることができる]
花束をプレゼントした場合、包装を解いて、花をまとめているゴムを外し、花瓶の高さに合わせて茎を切り、花瓶に入れて水を注ぎ……と、やることが沢山あり、ゴミも出るため面倒です。
その点、胡蝶蘭は鉢に入った状態で贈ることができるので、そのまま飾れます。
お手入れも楽ですし、花瓶に移し替える必要もないため、ストレス無くお花を楽しめます。
[5.匂いがほとんどせず花粉も飛散しない]
胡蝶蘭は匂いがほとんどしません。
ゴージャスな見た目から、強い匂いが出そうと思われてしまうこともありますが、花に鼻をくっつけるぐらい近づいて、やっと少し植物らしい匂いが感じられる程度です。
また、花粉が飛散しないため、部屋の中に置いておいても床を汚しません。
花びらがバラバラと落ちてこないところも、衛生的で手入れも楽です。
敬老の日に贈る胡蝶蘭の値段相場
敬老の日のプレゼントの相場は5,000~10,000円が良いとされています。
胡蝶蘭の平均相場は1万円台からですので、少しお高めなプレゼントとなりますが、プレゼント相場も絶対守るべきルールではありませんので、予算と相談して選んでください。
ミディなど小ぶりな胡蝶蘭ならば2万円未満のリーズナブルなものもありますので、カジュアルな胡蝶蘭を選ぶのもひとつの手です。
敬老の日のプレゼントとして胡蝶蘭を送る際のマナー
敬老の日に胡蝶蘭を贈る時に、気を付けるべきマナーはあるのでしょうか。
胡蝶蘭にまつわる様々なマナーをひとつひとつ見ていきましょう。
[立て札は必要?]
胡蝶蘭には立て札を立てるのがマナーと言われていますが、敬老の日のプレゼントに立て札は必要ありません。
勿論、立て札をつけても良いですが、特につけなくても問題ありません。
[メッセージカードは必要?]
メッセージカードも、立て札同様絶対に必要というものではありません。
ただ、敬老の日はおじいさん、おばあさんを敬愛し、長寿を祝うという日ですので、日頃の感謝や、伝えたいことをメッセージに乗せて届けると良いでしょう。
付属のメッセージカードはつけずに、別で寄せ書きした色紙をプレゼントしたり、手紙を書いて渡したりしても良いです。
[ラッピングは必要?]
ラッピングについても、絶対必要というわけではありません。
でも、おめでたいお祝いの日ですので、ラッピングがつけられるのであれば、是非つけるようにしてみてください。
ラッピングの色が選べるのであれば、胡蝶蘭の色とのバランスを見て決めたり、おじいさん、おばあさんが好きな色をチョイスしたり、おめでたい「赤」にしたり、好きなものを選びましょう。
[どのように渡せば良い?]
敬老の日当日に、おじいさん、おばあさんの元を訪れる予定があれば、直接手渡しするのが良いです。
ただ、遠方であったり、都合がつかずに直接会えなかったりする場合は、郵送で届けることになります。
郵送で届ける際には、到着の日時を前もって伝えましょう。また、手紙やメッセージを同封できるのであれば、同封しておくと喜ばれます。
敬老の日に胡蝶蘭を贈るのであれば、オンラインショップがおすすめです。
胡蝶蘭の種類が多く、ラッピングやメッセージカードをつけてくれるショップもあるためです。
直接届けることができない際も、届け先の住所を伝えればその住所へ配送してくれるため、楽ですし、スムーズに手配できます。
おすすめのオンラインショップは、九州から全国へ胡蝶蘭を配送している「ギフトフラワー」という胡蝶蘭専門店です。
ラッピング、メッセージカード、立て札、送料(北海道と沖縄はプラス2,000円)が胡蝶蘭のお値段に含まれており、スピーディーで丁寧な対応に定評があります。
種類も豊富で敬老の日に相応しい胡蝶蘭も多数揃えられているので、是非ショップサイトで理想的な胡蝶蘭を探してみてください。