胡蝶蘭

退職祝をいに胡蝶蘭贈ろう!おすすめの胡蝶蘭や相場は?

華やかさと上品さが格式高い印象を与え、高級感も醸し出している胡蝶蘭は、様々なお祝いのシーンで活躍しますが、退職祝いにも適しています。

「退職祝い」といっても、同じ部署の仲間から贈られるものや、家族から贈られるものなど、その種類は色々あります。

また、通常胡蝶蘭を贈呈品として贈る際には立て札をつけるのが礼儀とされていますが、身内に贈る時にもつけるべきなのか、それとも花だけ渡せば良いのか、といったプレゼントする際のマナーや手配方法の疑問も多いです。

本記事では、退職祝いに胡蝶蘭を贈ることについて、徹底的に解説していきます。

これさえ読めば、退職祝いの胡蝶蘭手配はバッチリ!という記事になっていますので、是非参考にしてください。

退職祝いは誰から誰に贈られる?

まず、退職祝いの基本ですが、退職祝いは通常「身内から身内へ」贈られます。

この「身内」というのは、主に家族と勤務先の社員を指します。

つまり、本人の家族から「お疲れ様」というメッセージを込めて贈ったり、本人の働いていた職場の社員から「お疲れ様でした、ありがとうございました、お世話になりました」などといったメッセージを込めて贈ったりするというイメージです。

「就任祝い」に関しては、取引先の新社長就任などのタイミングで、豪勢な胡蝶蘭のフラワースタンドを贈ることがありますが、退職祝いに関しては、取引先の社長が退職することになっても、わざわざ贈らないのが一般的です。

少し例外的ですが、取引先で懇意にしていた人や、仕事は関係なく仲良くしている友人などから退職祝いが贈られることもあります。

ただ、この場合は、胡蝶蘭よりもカジュアルなお花であったり、本人の好きなもの(スイーツやお酒など)であったり、旅行のギフト券であったり、そのような「ちょっとしたお祝い品」を贈ることが多いため、胡蝶蘭の選択肢は有力ではありません。

そのため、退職祝いは、家族から、あるいは職場の仲間から贈られるもの、と理解するのが良いでしょう。

退職祝いは定年退職だけ?

退職祝いが贈られる退職とは、どのような退職でしょうか。

一口に「退職」といっても、その理由は様々です。定年退職、寿退職、自主退職、そして解雇されての退職もあります。

解雇による退職は、お祝い事とは程遠いネガティブな退職ですので、当然退職祝いの対象にはなりません。

しかし、定年退職、寿退職、また、自主退職の場合も、退職祝いとして胡蝶蘭などの贈呈品を贈ることができます。

自主退職の場合は「退職祝い」というよりも、「お疲れ様」というメッセージを込めて贈られることが多いです。

退職祝いに胡蝶蘭をおすすめする3つの理由

退職祝いに贈るお花として胡蝶蘭をおすすめする理由は、主に3つあります。

ひとつひとつ見ていきましょう。

[1.縁起の良い花で花言葉も素敵だから]

胡蝶蘭はとても縁起の良い花です。

その花言葉は「幸せを運んでくる」という素敵なもので、退職する人の前途を祝して、未来に幸せが訪れるよう祈りを込めて贈ることができます。

また、白とピンクの胡蝶蘭を織り交ぜることによって「紅白」の胡蝶蘭を贈ることもできます。まさに門出にピッタリのお花なのです。

[2.鉢植えで花瓶が必要ないから]

花束などのお花のプレゼントはとても嬉しいものですが、困ってしまう人もいます。

その理由は「花瓶が無い!!」というものです。花束をそのまま放置しておけば、2,3日で萎れてしまい、そのままゴミ箱送りとなってしまいます。

人によっては逆さまに吊り下げてドライフラワーにして楽しむことがありますが、これも花によっては綺麗にドライフラワーにならず、結局ゴミになってしまうことの方が多いです。

花は生物なので、永久にとっておけるものではありません。

いつか必ず萎れたり枯れたりして、終わりを迎えます。しかし、その寿命がたった2,3日ではあまりにも儚すぎて虚しくなってしまいます。

花瓶を持っていたとしても、ラッピングを外して茎を切って長さを調節して、水を張って…と何かと手間がかかってしまう花束は、送別会後の酔っぱらった状態では何かと面倒です。

胡蝶蘭は最初から鉢に寄せ植えされているものなので、家に持ち帰ったらそのままポンと好きなところに飾ることができます。

こういった点においても、胡蝶蘭はとても優れています。

[3.手入れが簡単で長持ちするから]

胡蝶蘭は、手入れが比較的楽なお花です。

水やりは毎日する必要が無く、数日に1回で十分ですし、肥料をこまめに与える必要もありません。

また、適切なお手入れをすれば2ヵ月ほど美しい状態でキープできるとても花持ちの良い胡蝶蘭は、退職した職場の想い出の余韻を暫くの間楽しませてくれます。

もらったは良いけれどすぐにダメになってしまうお花では切なくなったり寂しくなったりしてしまうので、長持ちする胡蝶蘭は退職のお花としておすすめです。

退職祝いに贈る胡蝶蘭の相場

退職祝いに贈る胡蝶蘭の相場は15,000円~30,000円程度です。

随分差がありますが、20,000円前後のものを選べば間違いないと思って大丈夫です。

30,000円のものは、例えば金箔入りのものや、珍しい色のもの、絵柄を入れた化粧蘭など、拘って選んだ際にかかる金額の目安です。

部署内でお金を出し合って贈るとなると、20人の社員が1,000円ずつ負担した場合20,000円となり、かなり高級な胡蝶蘭をプレゼントすることができます。

こういった様々な要因により、金額に幅がありますが、あまり高いものを選ぶとゴージャスになりすぎて家で飾る際に場所を取って邪魔になってしまうことがあるので、あくまでも個人宛ということを忘れずに、化粧蘭などの変わり種ではないスタンダードな胡蝶蘭であれば20,000円前後で選ぶようにしましょう。

<退職祝いに胡蝶蘭を贈る際に配慮したい3つのこと>

退職祝いに胡蝶蘭を贈る際には、次の3つのことに配慮しましょう。

[1.自宅に飾るため大きすぎるものよりもコンパクトのものが良い]

金額の部分でも少し触れましたが、退職祝いは個人宛のお祝いとなりますので、贈られた胡蝶蘭は自宅に飾られることになります。

ビジネスの贈答用の大きくて派手な胡蝶蘭と同じサイズ感のものを贈ってしまうと、場所を取ってしまい邪魔になる可能性があります。

リビングなどに飾るのに適したコンパクトなサイズのものがおすすめです。

[2.胡蝶蘭を渡すタイミングは退職日ではなく最終出社日]

退職する際に有休を消化するということがあります。

すると、「〇月〇日付けで退職する」という日付と、最終出社日がずれますので、胡蝶蘭を渡そうと思ったらもう有休消化に入ってしまっていたということになる可能性があります。

退職日ではなく最終出社日を確認して、その日に手渡せるように手配しましょう。

[3.持ち帰りやすいように袋を用意しておく]

胡蝶蘭をそのまま渡すと、鉢の部分を持って持ち帰らなければならなくなります。

持ちにくいですし、目立ちますし、不便です。

そのため、手提げ状の袋を用意して一緒に渡すのを忘れないようにしましょう。

<退職祝いの胡蝶蘭に立て札は必要?>

退職祝いは身内から身内へ贈られるものですので、格式ばった立て札は絶対に必要というわけではありません。

むしろ堅苦しい印象となってしまうため、立て札は無しにして、メッセージカードや色紙を添えるのがおすすめです。

ただ、立て札はつけない方が良いというわけでもないため、折角だから見栄えの良い立て札もつけようということで贈り主たちの意見が一致すれば、立て札で華を添えるのも良いです。

<退職祝いの胡蝶蘭の色>

退職祝いの胡蝶蘭の色は、本人が好きな色を把握している場合はその色にするのがお洒落ですし、心温まります。

オーソドックスな色は白とピンク(紫がかったものもあります)ですが、人工染色した胡蝶蘭もあり、青、紫、緑、オレンジ、黄色など様々なカラーヴァリエーションが展開されています。

少しお値段は張りますがインパクトも大きいですし印象に残るので、珍しい色の胡蝶蘭を贈るのも一興です。

また、花びらに絵柄や文字をあしらった化粧蘭や、金箔をちりばめた金箔蘭など、ワンランク上の胡蝶蘭も人気です。予算に余裕があるならば、候補に入れても良いでしょう。

<胡蝶蘭の手配の仕方>

胡蝶蘭は贈呈用の花として非常に人気なので、大抵の花屋で扱っています。

ただ、ほとんどの花屋でオーソドックスな白かピンクの3本立ちのものと小さなプレゼント用のものぐらいしか扱いが無く、珍しい色のものや、拘りや好みに合わせたものを探すのがなかなか難しいです。

そこでおすすめなのが、インターネットの配送サービスです。

九州から日本全国に胡蝶蘭を配送している胡蝶蘭専門店ギフトフラワーなどのインターネットサービスを使えば、豊富な胡蝶蘭の中から理想通りのものを選んで手配することができます。

ギフトフラワーは配送がスピーディーなことを強みとしていますが、中には配送に時間がかかる業者もあるので、納期に関しては十分に確認して最終出社日に間に合うように手配しましょう。

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