胡蝶蘭

旭日大綬章や文化勲章など叙勲祝いに胡蝶蘭を贈ろう!

旭日大綬章や瑞宝大綬章、文化勲章など、国から勲章を受けることを「叙勲(じょくん)」と言います。

日本では、毎年春と秋に、国家や社会に貢献した功績を残した人を対象に授与をおこなっています。

叙勲の勲章には「旭日章(きょくじつしょう)」と「瑞宝章(ずいほうしょう)」など全部で6種類があります。具体的には後ほど細かく解説しますので後述を参照ください。

叙勲されるというのは、大変名誉あることであり、授与は天皇陛下がおこないます。

もし、身内や知人などが叙勲したら、盛大にお祝いしましょう。
お祝いするにあたり、一般的には祝い金を贈ったり、お祝いの品物を贈ったりします。

その贈呈品としておすすめしたいのが胡蝶蘭です。
胡蝶蘭は非常に華やかで気品があり、お祝いの席にピッタリのお花です。
花言葉も「幸せを運ぶ」というものであり、叙勲のお祝いには相応しく、皆で幸せを分かち合おうというメッセージ、そして叙勲した方本人にとっても沢山の幸せが訪れますように、というメッセージを込めて贈ることができます。

本記事では、叙勲について少し解説し、叙勲のお祝いに胡蝶蘭を贈る際のルールやマナーについても解説していきます。

叙勲の種類について

 

叙勲の対象となる勲章には大きく6種類あります。
ひとつひとつ簡単に解説していきます。

 

[旭日章(きょくじつしょう)]

著名な功績を上げた人に贈られる章です。
国家や公共事業において、大きな功労を成し遂げ功績を残したことを讃えて授与されます。
大綬章(だいじゅしょう)、重光章(じゅうこうしょう)、中綬章(ちゅうじゅしょう)、小綬章(しょうじゅしょう)、双光章(そうこうしょう)、単光章(たんこうしょう)、と細かく6段階に分けられています。
最も高い勲章が「旭日大綬章」となります。

[瑞宝章(ずいほうしょう)]

長年にわたり、公務などに従事し成績を上げた人に贈られる章です。
大臣など公務に当たる国家公務員などが主たる対象となります。
瑞宝章も、旭日章と同じく6段階に分けられており、「瑞宝大綬章」が最も高い勲章となります。

[大勲位菊花章(だいくんいきっかしょう)]

旭日大綬章や瑞宝大綬章を授与されるべき功労よりも更に優れた功績を残した人に贈られる勲章です。最高レベルの勲章であり、とんでもない価値のあるものです。

[桐花大綬章(とうかだいじゅしょう)]

こちらも、大勲位菊花章と同じく、旭日大綬章や瑞宝大綬章よりも優れた功績を残した人に贈られる勲章です。もともと、旭日大綬章よりも上の勲章として作られたものであり、大勲位菊花賞とは別物として扱われます。

[文化勲章(ぶんかくんしょう)]

文化の発達に大きな功績を残した人に贈られる勲章です。
伝統芸能を牽引する大家などに贈られることが多く、文化勲章についてはテレビのニュースなどで耳にしたことがあるという方も多いのではないでしょうか。

[宝冠章(ほうかんしょう)]

これは少し特殊な勲章です。
外国人に対する儀礼叙勲等の特別な場合に、女性にだけ授与される勲章で、昔は数々の勲章が男性のみに贈られていたという歴史があったために女性向けの勲章として作られたものです。

受勲のお祝いに胡蝶蘭を贈る際のルールとマナー

受勲のお祝いで胡蝶蘭を贈る際には、どのようなことに気を付けなければならないのでしょうか。
ルールやマナーはあるのでしょうか。

実は、それほど厳しいルールや、守るべき細かいマナーはありません。
大切なのは「気持ち」です。ただ、その「気持ち」を伝える上で、一般的なマナーは押さえておいた方が良いでしょう。

贈るタイミングや値段相場、立て札などについて解説していきます。

[贈る(届ける・手渡す)タイミング]

叙勲のお祝いの胡蝶蘭を贈るタイミングは、「叙勲が分かってからなるべく早く」を目安としましょう。

叙勲が決定すると授与式の前に内定通知が届きます。身内や知人であれば、事前に受勲することが分かるため、授与式の前であっても早めに贈ってしまって問題ないです。
事前に知ることができず、新聞への掲載やニュースなどで知った場合は、知ってからなるべく早く贈りましょう。

なお、胡蝶蘭の贈り先は自宅とすることがほとんどなので、何かとバタバタする授与式当日に届くように手配するのは避けましょう。

もし、親戚や仲間内で祝賀パーティーを開くようなことがあれば、パーティー当日に会場に届くよう手配するのがおすすめです。

[値段相場]

受勲のお祝いで贈る胡蝶蘭の値段相場は、特にこれといった決まりや目安はありません。
胡蝶蘭そのものが高価なお花であり、最低でも5,000円ほどからという値段相場となっています。安いものでも5,000円という比較的高いお値段なので、もっともリーズナブルなものを選んでも問題ありません。

ちなみに、受勲のお祝いにおすすめの胡蝶蘭は3本立ちか5本立ち、大きくても7本立ち程度です。個人宅に届くよう手配する場合は、あまり大きすぎると飾るのに場所を取ってしまうため、どちらかというと小ぢんまりしたサイズ感のものが良いでしょう。
3本立ちの相場は1万円~3万円程度、5本立ちの相場は3万円~5万円程度です。

もっと高価なものを…と考えている方は、株数を増やすのではなく、金箔入りのものや、絵柄が入っている化粧蘭、あるいは超高品質の受賞蘭など、ワンランク上の胡蝶蘭を贈ってみてはいかがでしょうか。

[色]

叙勲のお祝いの胡蝶蘭の色は特に決まりはありませんが、公的なものなので、白い胡蝶蘭を贈ると格式高さを演出できます。

もちろん、ピンク系、紫系の華やかなものを選ぶもの良いですし、贈る相手の好きな色を選べば喜んでもらえます。
人工染色した胡蝶蘭、エレガンスシリーズにはブルーやグリーン、オレンジなど、珍しい色のものもありますので、もし希少価値の高い胡蝶蘭を贈りたいと思ったら、選択肢に入れてみても良いかもしれません。

また、白だけだとちょっと物足りない…ということでしたら、金箔をあしらったものや、直接絵柄や文字をつけた化粧蘭などもおすすめです。

[立て札]

胡蝶蘭を贈る際には「立て札」というものを立てます。
立て札には、贈り主の名前を入れるのが基本です。

他に「頭書き」と言って「祝御受章」や「祝〇〇章」や「叙勲御祝」といった言葉を赤色で入れます。この時間違えやすいのが漢字です。
「じゅしょう」という漢字は非常に多く、今回の叙勲の場合は「」と「」で「受章」が正しい漢字となりますので、間違えないように気を付けましょう。「授」は間違い、「賞」は間違いです。

絶対に必要というわけではないのですが、贈る相手の方の名前も書き添えておくのがベターです。

ラッピング

胡蝶蘭の色が白ならば、ラッピング色は赤系の色をおすすめします。
白と赤で紅白となり、非常におめでたい印象になるからです。リボンの色を金色にすれば完璧ですね。

もちろん赤色のラッピングではなく、金色や、贈る相手の方の好きな色を選んでも大丈夫です。

[メッセージカード]

胡蝶蘭を手配すると、立て札とは別に「メッセージカードをつけますか?」と聞かれることがあります。
立て札だけではお祝いの言葉やお祝いの気持ちを伝えることができないので、何かメッセージを送りたい人は、是非メッセージカードもつけるようにしましょう。

<叙勲の胡蝶蘭手配は胡蝶蘭専門店でするのがおすすめ>

叙勲は非常に名誉あることであり、この上ない喜びです。
そのため、贈る胡蝶蘭は良質なものであった方が良いです。胡蝶蘭は一般的な花屋でも扱っていますが、どうせなら胡蝶蘭専門店で手配してみてはいかがでしょうか。

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