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色とりどりの胡蝶蘭の競演が美しいミックスエレガンスの魅力と個性に迫る

人工染色により鮮やかな色をつけた胡蝶蘭「エレガンスシリーズ」は、ブルーエレガンスやオレンジエレガンスなど、カラーバリエーションが豊富です。

そのエレガンスシリーズを、色違いで1つの鉢にまとめたミックスエレガンスは、カラフルな胡蝶蘭が並び非常に目を引くインパクトある姿が印象的です。

本記事では、エレガンスシリーズについて、そしてミックスエレガンスの魅力について、ご紹介いたします。

<エレガンスシリーズとは>

エレガンスシリーズとは、人工染色された胡蝶蘭のことで、愛知にある松浦園芸で生産されています。

長年にわたり研究開発をおこない、試行錯誤の上で確立した染色技術は、花を傷めることなく内側から美しく染め上げることに成功し、天皇杯を受賞するまでに至りました。

独自の技法で花を傷めずに染色するため、花の状態が良く日持ちも通常の胡蝶蘭と変わらないのが特徴です。

後から色をつけた胡蝶蘭は、スプレーを吹きかけて着色するため、花にダメージを与え萎れさせたり寿命を縮めたりします。

その点、エレガンスシリーズは、白い胡蝶蘭を内側から染めるため、花にはダメージを与えずに美しさを保った状態で色をつけています。

環境にも配慮した技法であり、人工染色ならではの発色の良さや艶やかさと、ナチュラルな美しさが見事に共存する逸品です。

<エレガンスシリーズは全7色>

エレガンスシリーズは現在7色生産されています。

ひとつずつご紹介します。

[ブルーエレガンス]

深く落ち着いた青色です。自然界には青い胡蝶蘭は存在しないため、エレガンスシリーズでしか見られない色です。幻想的で大人びた美しさを湛えています。

[マリンエレガンス]

ブルーエレガンスよりも明るい「濃い水色」のような色合いの胡蝶蘭です。

南国の海や空をイメージするような爽やかな色で、パッと目を引きます。この色も勿論自然界の胡蝶蘭には無い色です。

[パープルエレガンス]

均衡の取れた美しい紫です。気品に溢れ、高級感が伝わってきます。

紫の胡蝶蘭は自然界でも多く見られますが、赤紫に近いものが多く、パープルエレガンスのような紫色は珍しいです。

[ピンクエレガンス]

ピンクは胡蝶蘭の定番カラーですが、エレガンスシリーズのピンクは「ザ・ピンク」という王道のピンク色です。非常にハッキリとした発色ながら可愛らしさや可憐さも兼ね備えており、キュートなものが大好きな人にはピッタリの色合いです。

[オレンジエレガンス]

元気が出るようなビタミンカラーのオレンジエレガンスは、明るい気持ちにさせてくれます。原色のようなハッキリした色というよりは淡いテイストなので、さりげない贈り物にピッタリです。

[イエローエレガンス]

比較的おとなしい黄色です。葉の色とよく馴染み、可憐な印象を与えます。

オレンジエレガンスと合わせれば明るい印象になり、グリーンエレガンスと合わせればリラックスできるような印象になります。どんな色とも合わせやすい色です。

[グリーンエレガンス]

花の色としても珍しい緑色のグリーンエレガンスは、緑といっても葉の色のように濃くはなく、薄い緑色です。白い胡蝶蘭とともに、供花としても利用できる色です。

<ミックスエレガンスの魅力>

ミックスエレガンスは、これら7色のエレガンスシリーズを1つの鉢に混在させたものです。

7本立ちにすれば、全色入れることができますし、3本立ち、5本立ちなどの場合は、気に入った色を選んで配色することができます。

カラフルなミックスエレガンスの魅力は以下の通りです。

[とにかく個性的かつ独創的]

エレガンスシリーズそのものが、個性的であり独創的でもあります。

人工染色なので、一目見れば「他とは違う」ということが分かります。

特別な胡蝶蘭としても目立ちますし、独創的な色は見た人の印象に強烈に残ります。

[カラフルで楽しく目を引く]

青、ピンク、緑、オレンジなど、カラフルな色が並ぶ胡蝶蘭は、とても賑やかで楽しい雰囲気を漂わせます。

通りがかった人も、つい足を止めて見てしまうようなワクワクする胡蝶蘭です。

また、写真に収めてSNSに投稿したくなるような「映える」要素も持ち合わせているため、話題になる素質を秘めていると言えます。

[天皇杯を受賞した胡蝶蘭の魅力が詰まっている]

エレガンスシリーズは天皇杯を受賞しています。

それは、ただ人工染色が珍しいからではなく、高い技術を持ち、高品質な胡蝶蘭の品質を落とすことなく染色することに成功したことを認められたということです。

実際、エレガンスシリーズは、花ひとつひとつがとてもしっかりとしていて、染色前の白の胡蝶蘭そのものが最高品質のものだと伺えます。

本当に良い花に色をつけるからこそ、その魅力が余すことなく発揮できるのです。

[1鉢で様々な色を楽しめる]

ミックスエレガンスは1鉢に複数の色を入れることができるため、なんだかとてもお得な気分になります。

カラフルな胡蝶蘭の競演は、印象にも残りますし、自分の好きな色の胡蝶蘭があれば気分が上がりますし、エレガンスシリーズの各色の魅力が存分に伝わります。

<ミックスにするか単色にするか>

個性的な7色のエレガンスシリーズをミックスにするか、それとも単色で統一感を演出するか、はたまた2色または3色に絞ってコンセプトを持たせるか……

これは好みとシチュエーションにより変わってきます。

一概にどれが良いとは言えないのです。

ミックスはポップな印象になりますので、カジュアルなシーンに適しています。

フォーマルなシチュエーションであれば、ミックスよりも単色の方が良いでしょう。

また、企業宛に贈呈する際に、その企業のコーポレートカラーがあれば、その色で統一すると喜ばれます。

ロゴマークが緑と青ならば、グリーンエレガンスとブルーエレガンス(もしくはマリンエレガンスと比較してより近い方)のみを組み合わせれば「あ、ウチのロゴの色だ」と気付いてもらえるかもしれません。

「元気」をコンセプトにするならば、ピンク、オレンジ、イエローの暖色系を組み合わせても良いでしょう。

このように、様々な色を混ぜるか、単色統一とするか、限定した色を組み合わせるかは、時と場合、そして好みによって選んでいきましょう。

<ミックスエレガンスの手配なら胡蝶蘭専門店ギフトフラワーがおすすめ>

エレガンスシリーズを扱っている胡蝶蘭ショップは多数ありますが、ミックスエレガンスを手配するのにおすすめのショップは、九州から全国に胡蝶蘭を配送している専門店「ギフトフラワー」です。

エレガンスシリーズは全色扱っており、ミックスエレガンスの注文にも柔軟に対応してくれます。

公式ショップサイトには、パープル、ブルー、マリン、ピンク、イエローの5色を組み合わせた5本立ちの「カラフルエレガンス」(税抜50,000円)が掲載されていますが、エレガンスシリーズは全色扱っているため、自由に組み合わせることができます。

3本立ち、7本立ち、10本立ちなど、本数も調整可能です。

オーダーメイド扱いとなるため、お店に問い合わせて相談してみてください。